ご利用案内

初めてご利用になる方へ

これからニュースバル放射光施設をご利用になる方、あるいはご利用に興味のある方へ、本施設の概要と基本情報を説明します。

ニュースバル放射光施設の概要

ニュースバル放射光施設は軟 X 線領域放射光を用いた教育・研究およひ?産業応用を目的に建設された、兵庫県立大学高度産業科学技術研究所の施設て?す。大型放射光施設 (SPring-8)サイト内に建設された、1.0GeV線形加速器から電子の入射を受ける周長約 120m の電子蓄積リングと放射光ビームライン(BL、現在 9 本)からなります。 利用運転は、1.0GeVでの蓄積電流かが300mAで一定のトップ・アップ運転と、1.0GeVにて最大400mA蓄積し 1.5GeVへ加速後の利用運転とか?あります。 硬 X 線か?発生しないニュースバルでは極端紫外光から軟 X 線領域の放射光が利用でき、この波長領域で質の良い測定ができます。 偏向電磁石からは連続スペクトル光、アンジュレータからは準単色の放射光が発生します。


ニュースバル運転スケジュール概要

ニュースバルの一週間の運転スケジュールは基本的に以下の様になっています。
【1.0 GeV利用運転】 水曜日・木曜日・第 1,3,5 金曜日
【1.5 GeV利用運転】 火曜日・第 2,4 金曜日
【マシンスタディ】  月曜日


一日の運転時間は基本的に
  午前 9 時(調整開始)~午後 9 時
(これ以降の利用は基本的には受け付けていません。) ですが、電力事情の厳しい夏季は1.5GeV利用運転については午後 4 時半頃から開始する場合があります。

一年間の運転スケジュールはSPring-8の運転サイクルに合わせていますので、SPring-8の夏季調整点検期間(8~9月) および冬季調整点検期間(1月)はニュースバルの利用は出来ません。 年間運転スケジュールはSPring-8 webの「運転スケジュール」からご確認下さい。
ニュースバルの各運転サイクルの運転スケジュールは「ニュースバル運転スケジュール」からご確認下さい

放射光利用の流れ

放射光利用の相談から利用の終了までは下図の様な流れになります。
共用促進室窓口、リエゾン、ビームライン担当者とのご相談・打ち合わせにより、課題・利用形態・使用するビームライン・料金・日程などが決まりましたらご利用を申込ください。
大学において利用申請が承認され次第、ご希望の利用日程に最も近いスケジュールを提示させていただきます。
利用開始までにニュースバルユーザー登録(放射線業務従事者登録)を行って下さい(この事務手続きはニュースバル事務室が行います。詳細はニュースバル利用者情報の「ユーザー登録」を参照して下さい)。
来所時に書類提出と安全講習(ビデオ講習)を受講頂いた後、IDカード・線量計等が貸与されます。
利用中はビームライン担当者および共用促進室スタッフがユーザーの実験をサポートします。
利用終了後にはIDカード・線量計の返却のほか、報告書を提出頂きます。
利用の流れの詳細は「ご利用案内」→「ご利用方法」を御覧ください。
  


施設案内

ニュースバル電子蓄積リングやビームラインのあるニュースバル実験棟と事務室・共用促進室・居室等があるニュースバル管理棟があります。 施設案内

その他



放射光利用に関する相談窓口

放射光の利用が初めての方またはニュースバルの利用が初めての方でご質問のある方はニュースバル共用促進室までご相談下さい。 相談は随時受付けています(但し電話での相談は平日9:00から17:00)。受付から実験開始まで最短で1ヶ月程度とすることも可能です。

【ニュースバル共用促進室】
     〒678-1205 兵庫県赤穂郡上郡町光都1-1-2
     ニュースバル放射光施設 ニュースバル共用促進室
     TEL: 0791-58-2543
     FAX: 0791-58-2504
     E-mail: kyoyo@lasti.u-hyogo.ac.jp




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