ニュースバルとは

ニュースバル放射光施設紹介

ニュースバル放射光施設は、大型放射光施設SPring-8(世界最高性能の放射光施設)の敷地内に兵庫県が設置し、兵庫県立大学高度産業科学技術研究所が運営を行っています。
SPring-8が硬X線の超高輝度放射光発生に特徴があることに対して、ニュースバルは極端紫外光から軟X線領域の放射光を発生し、相補的な利用が可能となっています。

ニュースバル電子蓄積リングへの電子入射は、SPring-8の電子線形加速器から振り分け入射しており、加速器の運転と放射線安全は一体的に管理しています。
このように、 SPring-8の技術支援を受けるとともに、協力して産業利用を推進しています。

現在、電子エネルギー1GeVでのトップアップ運転(随時電子入射による、一定電流運転)と1.5GeV蓄積モード(入射後加速して、ゆっくりした電流減衰運転)を選択でき、1.5ヶ月程度前にスケジュール決定しています。
本施設では、大学研究者や公的研究機関との共同研究とともに、産業界からの共同研究や共用利用が多く、有償利用者に対しては、利用者支援研究員を配置することで、施設の供用を容易にし、放射光施設の有効利用を図っています。

ニュースバル放射光施設実験ホールの俯瞰図

中央にレーストラック型の電子蓄積リングがあり、電子は左回りに回転します。
放射光は接線方向に放射され周囲に並んだビームライン(BL01~11など)で利用されます。

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ニュースバル放射光施設の紹介資料(パンフレット・動画)

ニュースバル放射光施設の概要をご紹介する資料です。

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