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ビーム物理講座の環境

◆講座の構成と学生研究

 受け入れ学生数は学年あたり最大2人です。 少人数なので、4回生から教授・准教授が直接指導します。 研究テーマは指導教官と話し合って選択しますが、幅広い選択肢があります。
/ 個人業績となる研究か、大グループのメンバーとなるか /
/ 余裕をもって学生生活を送るか、研究に集中するか /
/ 大学で研究するかスプリング8加速器か /
/ 数式を多用する理論系か、現場作業の多い実験系か /
/ 機械装置を扱うか、PCベースの計算機ソフトを主とするか /
 具体的には左のリンク「卒業生」からテーマをご覧下さい。
◆研究環境

 SPring-8内のNewSUBARUに常駐して研究を行います。 学生にはNewSUBARU研究棟に個人用の机、ノートPC(Mac/Win)と外附けディスプレイ、SPring-8内線PHS、安全靴等を支給します。   理学部研究棟から離れますが、実際に運転しているNewSUBARUで、世界の先端研究を行っている現場を実感できます。
◆研究に必要な知識

 講座配属前に知っておくべき専門知識は、特にありません 。 配属後に「ビーム力学(粒子加速器軌道理論)」の初歩を勉強していただきます。 教養数学と電磁気学の知識がああれば理解できるレベルですが研究にも十分です。 粒子加速器研究は複合分野ですので、個々の研究テーマに応じて更に勉強していただきます。 基礎物理や基礎数学を改めておさらいし、その実用的意味と重要性を実感する事になるでしょう。
 工学的には、レーザー技術、放射線取り扱いと計測技術、情報(計算機ハード)技術、シミュレーション技術(3D計算や、モンテカルロ)、 超高真空技術、高周波技術、各種計測技術、応用光学技術、等のいずれかの実用的知識と経験が身につくはずです。
◆学生教育

1 研究のための基礎技術
 実験ノート、データ解析技術、レポートのまとめ方、論文の書き方、プレゼンテーション技術、実験計画とスケジュール立案など、基本技術を研究レベルで取得します。 また問題解決に至る基本手順を体得できます。囲碁・将棋の定石に相当するもので、これを意識することで研究スピードが大きく変ります。 これらは、どの分野でも必ず役立つ「技術」ですが、実体験と論理的説明が必要なので、学部教育では実施困難なものです。
2 世界に触れる
 国際会議などを通じて、世界のトップレベルの研究に直に触れる機会があります。 内容は難しくて理解できなくても、広い世界に目を向ける良い機会になるはずです。
3 課題発見能力
 最終段階は、自ら研究課題を見出す能力で、独立した研究者の条件でもあります。
◆学生の研究発表

 学会等で研究発表する場合、原則として旅費等の実費を支給します。 発表学会は、日本加速器学会(7月)、日本放射光学会(1月)、日本物理学会(3月)などです。 通常、最初の発表は4回生卒業直前の日本物理学会になります。 この他にビーム物理研究会や、国際会議またはワークショップで発表します。
 修士卒業までに、国内学会での発表を1回はしていただき、更に希望すれば修士で英文論文を執筆し国際会議で発表する事も十分可能です。 その場合は担当教官が強くサポートします。これまでの修士学生の発表実績があるのは Particle Accelerator Conference,   Magnet Conference, Synchrotron Radiation Instrumentation です。  具体的には左のリンク「卒業生」から実績をご覧下さい。
◆卒業後の進路

 卒業後の進路は、重電、電子、医療、ソフトなど、様々です。具体的には左のリンク「卒業生」から実績をご覧下さい。

 

学生居室の様子


装置(モニター)の設置作業


ニュースバル制御室で加速器実験


学生制作による制御ソフトのパネル


国際会議でポスター発表
(国際磁石会議、フィラデルフィア)


学会・研究会で口頭発表
(ビーム物理若手の会、
沖縄科学技術大学院大学OIST)
   updated by Shoji 2011/12/02